『雪風 YUKIKAZE』感想 後編 あるいは長い長い愚痴

 後編では、この映画に対する愚痴を延々と書いてある。この映画が気に入った人、好きになった人にとっては極めてオモシロクナイ文章になっていると思うので、そんな人は以下の文章は読まないことを推奨する。 ■『雪風 YUKIKAZE』についての長い長い愚痴●没入感 本作の題材は「軍艦」、そして「戦争」だ。いわば ”非日常の世界”。 映画にとって大事なことは何かと問われたら、答えは人それぞれだろう。私も…

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『雪風 YUKIKAZE』感想 前編

 私が「雪風」の名を知ったのは小学生の頃だったと思う。家に子ども向けの「日本の歴史」という全10巻だか15巻だかのシリーズがあった。親父は子どもに読ませる本については、けっこう金を掛けてくれた。それには感謝している。私が活字中毒になったのもそのせいだろう(笑)。 そのシリーズの中で、日清・日露と太平洋戦争を扱った巻があり、そのなかで「雪風」のエピソードがページを割いて語られていた。 その後、…

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十一人の賊軍

 まずはあらすじから。  本作の舞台となった新潟県新発田市を紹介した「しばた街めぐり」というサイトの中に、この映画の紹介が載っている。これがよくまとまっているので、そこから引用する。 * * * * * * * * * * ここから引用  新潟の新発田(しばた)藩家老・溝口内匠(みぞぐち・たくみ)は進退窮まっていた。  日本は二つに分裂し、戊辰戦争が勃発。「新しい…

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