「ヤマトよ永遠に REBEL 3199 第三章 群青のアステロイド」&上映記念舞台挨拶 を観てきました



※本編のネタバレはありません。


■有楽町マリオン再び

 去る4月12日(土)、東京・有楽町マリオンにある丸の内ピカデリーにて行われた表記のイベントへ行って参りました。

 思い起こせば、有楽町マリオンはかみさんとつき合いだして初めて一緒に映画を見に行ったところなんですね。あれはもう30年以上前のこと(遠い目)。当時はシネコンが3つ入ってたんですけど、いまは丸の内ピカデリーのみ。

 ちなみに観たのは『ダイ・ハード』と『ダイ・ハード2』の二本立てと、当時の私の趣味全開です。「デート・ムービーとしてそのチョイスは如何なものか」と、今になってみれば思わなくもないですが(遅いって)。
 かみさんはあの手のアクション映画はほとんど観たことがなかったようで、ついてこられなかったかも知れません(おいおい)。 

 閑話休題。


■丸の内ピカデリーへ

 そして久々に有楽町マリオンへやってきました。もちろんかみさんも一緒です。

 舞台挨拶は2回、10:00公開の回と13:15公開の回です。両方に申し込んでいたら、どちらも席が取れました。

 JR有楽町駅を使ったのは何年ぶりでしょうかね。そこで降りて徒歩1分ほどで有楽町マリオン。エレベーターで9Fに昇ります。

 ロビーというか通路にはもうファンと思われる方々がひしめいています。年配の男性が多いのはデフォルトなのですが、今回は女性が多かったように思います。 背中にサーシャを染め抜いた法被を着ている方もけっこういて、いかにも「ヤマト祭り」という印象。なかなかいい雰囲気です。


■そして上映

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 そんなこんなで上映が始まります。まずは恒例の「これまでの宇宙戦艦ヤマト」。ナレーションは山南艦長こと江原正士さん。『2202』での激闘シーンも出てきて、感涙もの。

 そして本編。ネタバレしない範囲でちょこっと書くと、第二章でたまった鬱憤が、(全部ではないにしろ)晴らせる展開だと思います。古代も ”完全復活” まではいかないけど、再起に向けて動き出していて第四章に期待が持てます。デザリアムもなかなか手強くて、これもいい感じです。

 作中で起こるイベントは多いし、台詞は多いし、戦闘シーンもてんこ盛り。なのにダイジェスト感なく見ていられるのは、構成が上手いからでしょうか。ヤマト監督の手腕もなかなかのものだと思います。

 そしてなにより、ラストシーンが!

 これ、オリジナルのファンが「見てみたかった」けど「見ることが叶わなかった」シーンでしょう。第三章をここで締めるなんて、スタッフはわかってる!。


■舞台挨拶

 そして舞台挨拶が始まります。司会はニッポン放送アナウンサー吉田尚記さん。
登壇者は、潘めぐみさん(サーシャ役)、久川綾さん(新見薫役)、畠中祐さん(土門竜介役)、上村祐翔さん(揚羽武役)、福井晴敏(総監督)さん。

 ここでの内容は、断片的だけど YouTube で公開されてます。現時点で私が知る限り、5分程度の動画が3本くらい上がってるので、話されていた内容とか会場の雰囲気はある程度これで伝わるんじゃないかなと思います。

 私の感想としては、とにかく ”久川さん無双”、これに尽きます。『2199』から登場しているキャラなのに、ヤマト関係のイベントに出たのは今回が初とのこと。誰が人選したのかはわかりませんけど大正解でしたね。彼女のおかげでものすごく盛り上がったと思います。潘さんとは幼少の頃から面識があったみたいでそのあたりのエピソードも興味深かったです。

 畠中さんもずいぶん舞い上がってて、冷静な上村さんとは対照的でした。
 福井氏はいつもの調子で惚けてるんですが、今回のヤマト世界の、地球における ”独特の雰囲気” については珍しくシリアスなコメントも。まあそのあたりも YouTube に上がってましたね。総じて楽しいイベントでした。


■「第四章 水色の乙女(サーシャ)」は10月10日公開

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 いやあ半年後ですか。8月末から9月初めを予想していたのですがそれより1ヶ月以上も後ですね。ちょっとがっかりですが、作品のクオリティが上がると考えて待ちましょう。

 ティザービジュアルに描いてあるこの馬鹿でかい魚雷みたいなやつ、やっぱりプロトンミサイルなのでしょうか? 第四章は「ヤマトIII」要素が大きいらしいので・・・

■終わりに

 以前の記事(4/8:近況報告)にも書きましたが、昨年母が亡くなりました。それがなんと『第二章 赤日の出撃』の公開直前でした。当然ながら、てんやわんやの大騒ぎになり、私も多忙を極めることに。

 実は『第二章』のときも舞台挨拶に行こうと申し込んで、席を確保してあったんです。ところがこういう事情で泣く泣くキャンセルに。当日、舞台挨拶を見に行った人の中で、2つ並んで空席があったことに気づいた方、そこは私とかみさんの席だったかも知れません(T_T)。

 今回は事件も事故も起こらずに、無事に見に行けました。もし今後、突発的な事態が起こるとしたら私ですね(おいおい)。

 まあそんな羽目にならないように、健康に留意して長生きしたいものです。
 『3199』はもちろん、いつの日か制作されるであろう ”『完結編』の完結” まで、なんとか伴走し続けられるように願った日でした。

この記事へのコメント

  • めとろん

    2025年04月27日 19:20
  • めとろん

    mojoさん、お久しぶりです。
    昨年、「大事件」とあったので危惧していたのですが…
    御母堂の御冥福を心より申しあげます。

    第3章、私も先日「亀有」で観てきました。ネットで縮小版「ヤマト」が展示されているとあったので、そんなことは新ピカ以外では聞いたことがなかったのですが、私が行った時は既に撤収されていました(涙

    第3章、良かったです。mojoさんの仰る様にラストシーンも然ることながら、その直前の「彼ら」にヤマトが救われたシーン、あそこは思わず拍手しちゃいましたw

    劇場は30人ほどの観客でしたが、見たところ(笑)、私とほぼ同世代でした。

    10月にまた観られる様でとても楽しみです。mojoさんとネレディア・リッケ似の奥さまもぜひお元気で。

    劇場は30人ほどでしたが
    2025年04月27日 19:32
  • mojo

    めとろんさん、お久しぶりです。


    >御母堂の御冥福を心より申しあげます。

     ありがとうございます。

    >第3章、良かったです。
    >「彼ら」にヤマトが救われたシーン、あそこは思わず拍手しちゃいましたw

     かみさんもとても喜んでました。「彼ら」の大ファンなので。
     4/28にもさいたま新都心まで第三章を見に行って、
     しっかり三週目の入場特典をゲットしてきました。

    >劇場は30人ほどの観客でしたが、見たところ(笑)、私とほぼ同世代でした。

     4/28の平日昼の回でしたが、GWの狭間のせいか
     さいたま新都心にはお客さんはけっこう入ってましたね。
     117人入るハコでしたが、半分くらいは埋まってたかな。

     もちろんこちらも、我々と同世代の方が多かったのですが
     私たちの一列後ろには二十代とおぼしき若いカップルが座っていて、
     (私は気づかなかったんですが)かみさんが言うには
     女性の方は初めて見に来たようで、男性にいろいろ聞いてたみたい。
     ラストシーンでは「えーっ、これで終わりなのぉ?」って声が聞こえてきて
     思わず(声には出さなかったけど)笑ってしまいました。
     まあ、若い人が増えるのはいいことです。

    >10月にまた観られる様でとても楽しみです。

     第二章の ”感想もどき” は結局書けませんでしたが
     (断片的にいろいろ書いたんですけど、まとめられませんでした)
     第三章は書けるんじゃないかな。なにせ半年もあるし(笑)。

     長いようでも、過ぎてみればあっという間なのでしょうね。
     それまで健康に気をつけてがんばります。
     めとろんさんもご自愛下さい。

     それではまた、よろしくお願いします。
    2025年04月30日 00:20