1/3に公式サイトが更新され、リメイク・ヤマトの最新シリーズ『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』が2024年7月19日(金)より上映開始、とアナウンスされました。
Yahoo!ニュースの記事では「全七章(全26話)構成」とも伝えられてますね。これも以前から云われてましたが、今回で確定ということで。
キービジュアルはオリジナルの『ヤマトよ永遠に』のオマージュですね。
↓オリジナル版
↓こちらはムビチケ。
ヤマトの両横にはアスカとヒュウガ、あとは他の地球防衛軍艦艇。
左上のは無人艦かな。
各章それぞれ4ヶ月おきくらいに公開と考えると
第一章(24年7月) → 第二章(24年11月) → 第三章(25年3月)
→ 第四章(25年7月) → 第五章(25年11月) → 第六章(26年3月)
→ 最終章(26年7月)
『3199』の完結は2年半後くらいか。私、生きてるかなぁ(おいおい)
まあそれは冗談として、この後にもし『完結編』が作られるなら、その頃には古稀を超えてるなぁ。喜寿までには完結するかなぁ(遠い目)。
そんな先の話をすると鬼が笑うどころか怒り出しそうなので、現在の話題に目を向けましょう。
まずは公式サイトの記述から。紹介文とスタッフからのコメントが載ってますので、気になる部分をピックアップし、私の感じたことを書いていきます。
紹介文:「五十年目の ”抵抗(REBEL)”」(by アニメ特撮研究家・氷川竜介氏)
「本作は1980年公開の劇場映画第3作『ヤマトよ永遠に』の諸要素に新解釈を加え、全26話のシリーズに再構成した意欲作だ。」
『ヤマトよ永遠に』は上映時間が145分くらいだったかな。時間だけ取り上げればTVシリーズで7話分くらい。それを26話にするのだから、いろいろ膨らませられるのだろう。
『2205』でも旧作『ヤマトIII』の要素(ガルマン・ガミラス、ボラー連邦)が投入されてたし、今回公開されたPVを観る限り、太陽に何らかの異変が起こりそうなので、そのあたりも描かれるのかも知れない。
「タイトルの「3199」とは千年後のことなのか?敵対者として現れたデザリアムと地球には、どんな秘められた関係が?」
『2205』の記事でも書いたけど、私の予想ではデザリアムは未来の地球。具体的に書くと『2202』最終話の国民投票で ”時間断層破棄を選ばなかった地球”(そこで分岐した並行世界) の1000年後ではないかと思っている。
これは古代たちヤマトクルーが ”否定した未来” だ。否定したが故に彼らはテレザート星へ旅立ち、ガトランティスとの死闘の果てに、無制限の軍拡を阻止した未来を手に入れた。だから、ヤマトのクルーはデザリアムに屈するわけにはいかない。それは彼らのレゾンデートルを賭けた戦いになるはずだから。
「敵士官アルフォンに捕らえられた森雪、自責の念から逃れられない古代進」
やっぱりアルフォンと森雪のからみは描かれるみたいですねぇ。どういう解釈になるのかな?
古代の自責の念とは雪を救えなかった(地球に残してしまった)ことなのか?
「さらにスターシャの遺児サーシャも大きく関わってくる」
原典でお亡くなりになったキャラはリメイクでもお亡くなりになってる(藪くん除く)からなぁ。やっぱり最後にはいなくなってしまうのかなぁ・・・
「星間国家の抗争へと格段にスケールアップした作品世界」
ガルマン・ガミラスとボラー連邦も出てくるんだろうなぁ。ディンギル帝国まで出てきたりして。
コメント:製作総指揮/著作総監修 ◎ 西﨑彰司氏
「総監督、シリーズ構成を務める福井晴敏が5年前から構想を練ってきた」
福井さん、いつの間にか総監督に昇格してたんですねぇ。「5年前」ということは『2202』終盤あたりから考え始めてたということかな。
「奇しくも、いま地球で起きている事象――暴力がもたらす悲劇、混乱を予見していたかの様な作品となりました」
『3199』序盤で地球が占領されてしまったら、ロシアのウクライナ侵攻を重ね合わせる人も多かろう。構想時にはそんな事態になるとは想定もしてなかっただろうけど。
たとえフィクションであっても、製作された時代と切り離して考えることはできない。
1974年の第一作ではオイルショックや世紀末への不安があったし、『2199』では東日本大震災、『2202』ではそこからの復興、『2205』ではコロナ禍と、いやでも時代を背負う(観る側が重ね合わせる)ことになってしまう。
コメント:総監督 ◎ 福井晴敏
「それらと向き合い、戦ううちに、いつしか自由も人間性も犠牲にし、なにを守ろうとしていたのかもわからなくなってしまう。やさしさと表裏一体の、人の愚かさ」
『2202』において、ガトランティスに対抗するために時間断層を用いて無制限の軍備拡張を行い、AIや機械化によって人間性を排除した戦いのシステムを構築し始めた地球政府のことか・・・あるいは(私の予想が正しければ)それを極限まで推し進めたデザリアムのことを指しているのか・・・?
「その抵抗の物語は、我々の明日を左右する現実になりつつあります。そんな時代に語られる、五十年目の宇宙戦艦ヤマト」
五十年前の私は、五十年後の『ヤマト』がこのような展開をするなんて想像もしなかった。五十年目の宇宙戦艦ヤマト、見届けさせてもらいましょう。
コメント:監督 ◎ ヤマトナオミチ
「亡き父と一緒に幼い頃に見た「永遠に」」
私が「永遠に」を観たのは大学4年生でした。ということは、監督さんは私よりも一回り以上も年下の方でしょう。お父さんの方が世代的には近いかも(笑)。
「歴代監督の名を汚さないよう精魂込めて務めさせていただきます」
期待してます。がんばってください。
コメント:音楽 ◎ 宮川彬良
「敢えて次の世代の人と共にもがきたいと考えるようになりました」
「数年前から注目していたピアニストであり作曲家の兼松衆さんにご参加いただきました」
wikiで見たら、兼松さんは35歳とのこと。新進気鋭の若手の方のようですね。こちらも期待ですね。
後編では「STORY」と公開された画像について書きます。
up は明後日(1/7)の予定。
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