コロナウイルスワクチン1回め接種



記事のタイトルにもあるように昨日(18日)、

コロナウイルスワクチン(ファイザー社製)1回めを接種してきました。

そのあたりの経緯を書いてみようと思います。



■接種券(基礎疾患者対象)を入手する



私の住んでいる自治体では、64歳以下の人に対して

接種券の郵送は始まりましたが、受付開始時期は未定。

ワクチン供給状況が不安定になったせいでしょう。



そうかぁ、と思って自治体のワクチン接種広報のページを眺めてたら

「64歳以下でも基礎疾患のある方は予約を受け付けます」との記載が。



「基礎疾患」として挙がっている項目を見たら、私も該当するので

さっそく申し込みフォームに必要事項を記入し、送信。

これが先々週の末のこと。

翌日には「受け付けました」というメールが届き、

3日後には郵送で接種券(基礎疾患者対象)が届きました。



 私はこの疾患でかれこれ20年近く通院しているんですけど、

 渡された薬を服用していれば、日常生活には全く支障はありません。

 ちなみに、私と同じ疾患で医師から薬をもらってる人は

 世の中にごまんといるんじゃないかと思います。



受付完了メールには、後で通常の接種券も届くけど、

「そちらは廃棄するように」との指示もありました。



■接種の予約をする



接種券に同封されていた案内書によると、

予約方法は当面のあいだ「電話のみ」ということなので

さっそくコールセンターに電話をしてみました。

込んでるだろなぁ、まずつながらないだろうなぁ、と思いきや

イッパツでつながってちょっと拍子抜け(笑)。



若い女性が応対に出て、いろいろ聞かれます。

本人確認がやっぱり大事らしく、接種券番号はもちろん、

氏名、住所、生年月日と細かく聞かれました。



その後、予約に移ります。第一希望で伝えた集団接種会場は

既に満杯とのことなので、第二希望を伝えたら、OKでした。



日時と時間が確定し、その後に当日持参するものの説明がありました。

接種券、予診票(問診票)、本人確認書類の3つなのですが、

すべてメモするようにとの指示も。



言われるままに全部メモに書いたら、オペレーター嬢から

「では会場、日時、当日持参するものについて復唱してください」

というちょっと意外な指示が。

もちろん、全部の項目についてきちんと復唱したのでOKでしたが。



たぶんこれは、会場や日時を間違えたり、持参するものを

忘れる人が少なくなかったのだろうなぁ・・・などと思いました。

なにせ、これまでは65最以上の方が対象でしたからね。

記憶力がアヤシい人もいたのでしょう(私も人のことは言えませんが)。



■医師の同意を得る



さて、これで受付は終了なのですけど、もう一つやることが。

接種券に同封されていた「予診票」には、

いろいろ質問項目があるのですけど、「基礎疾患」がある人の場合は

「担当医の了解を得ているか」という項目に

「はい」という答えが入らなければならない。



 ちなみに「予診票」は、私が住んでる自治体のwebサイトから

 様式がダウンロードできます。たぶん他の自治体も同様かと。

 接種券を郵送してきた封筒には「予診票」が2通同封されてましたけど

 書き損じてもダウンロードできるので大丈夫。



というわけで、かかりつけの医院に行って医師に確認を取りました。

アレルギーの有無とか、過去の病歴とか、

この医院から出ているもの以外の薬は服用しているかとか・・・

それぞれ答えていったら「よろしいですよ」と言われて、これもクリア。



この「基礎疾患」については、診断書の類いは一切必要ありません。

完全 ”自己申告” です。申請の際にも、予約を取るときも、

当日接種の会場でも、該当する疾病についての確認はされませんので

その気になれば ”仮病” を装って申請することもできてしまうでしょう。



性善説に基づいたシステム、とも言えますが

診断書を求めたら費用もかかるし、手続きも煩雑になるし、

それに伴って苦情の声も大きくなるでしょうから、

多少の問題は抱えつつも接種を促進する方を重視、なのでしょうね。



■接種



そんなこんなで接種当日。

会場は自宅から車で20分ほどのところにある公営の体育館。

到着したら駐車場が満杯で、入ろうとする車が並んでましたが

出てくる車も多いのですぐに駐めることができました。



まず入り口にある受付で接種券と予診票の確認、

中に入ると体育館一面にシートが敷いてあって土足で上がってOK。

そこで持参書類で本人確認(私は運転免許証を持っていきました)。



番号札(紙製)をもらって待機列に。床に椅子がたくさん並んでいて

(もちろんソーシャルディスタンスをとってある)そこに座って待ちます。



座ると、目の前のパーティションに張ってある紙が目に入ります。

「暴言・暴力・医療従事者に対する威圧的な言動等がありましたら

 退場していただきます。警察にも通報します。」

見たところ、私の周囲にいる皆さんは大人しく並んで座ってて、

指示にも従順に従ってますけど、なにせ不特定多数の人が来る場所だから

今までの中にはこういう人もいたんでしょうか。

それとも予防の意味で張ってあるのか・・・



さて、順番が来ると目の前のブースに入って問診に。

ここでも名前を申告して本人確認も怠りなく。

それが済んだらさらに一つ奥のブースに移動し、ここで接種。

もちろんここでも名前を申告して本人確認。



注射は一瞬。ちょっとチクッとしたくらい。



済んだら番号札に15分後の時刻が記入され、

次は終了待機の場所へいって、急激な副反応に備えます。



問診→接種→待機列まで、2分くらいでしたかね。

もう流れが出来上がっていて、スムーズに進みました。

待機場所で15分経ちましたが、特に何も起こらなかったので

そのまま会場から出ました。



会場入り口の受付→問診の待機→問診→接種→接種後待機の15分、

全部含めてかかった時間は25分ほどでした。



■2回目の予約



接種の案内書には「1回目の修了後、会場で2回目の予約が行えます」

とあったんですが、どうやら事情が違うみたいです。

会場で予約できるのは、家にネット環境がない人とかが対象のようで

それ以外の人は自力で予約を取るのですね。



2回目の予約は、1回目の接種が終わった時点で可能になるとのこと。

方法は「電話でもネットでもLINEでもOK」だと、これも張り紙が。



実際、接種後の15分の待ち時間の間にスマホをいじって

予約を入れてる人もいましたね。

私はスマホの狭い画面での操作がどうにも苦手なので

家に帰ってPCから予約を入れました。こちらも至ってスムーズに完了。



3週間後の8月8日(日)、場所は自宅から車で5分の集団接種会場。

実はここ、1回目で希望したけど満杯で入れなかった会場です。



■副反応



ワクチン接種で一番気になるのは副反応でしょう。

私の場合は ”筋肉痛” でした。



接種が11時頃、その6時間後の午後5時あたりから

接種した部分の筋肉に痛みを感じるようになりました。

腕を上げたり回したりと、接種部の筋肉を使うとけっこう痛みが。



もっとも、我慢できないほどではなくて

バファリンみたいな鎮痛薬を飲もうとまでは思いませんでしたが。



風呂も普通に入りましたし、

飲酒も過度でなければいいと厚労省のHPにあったので(^_^;)、

ビールと缶酎ハイを1本ずつ(どちらも350mL)飲んでしまいました。



翌日に副反応が出る人もいる、という話もありましたが

私の場合は翌朝になるとかなり筋肉痛は治まってました。

昨日の一番痛かった時を100とすると、今日は20くらいですかね。



とりあえず、今日までの状況です。

筋肉痛も徐々に治まっていくのでしょうが、

また何かあったら記事に書くかも知れません。



とりあえず1回目を接種できてホッとしてます。

今までの生活と同じく、コロナにかからないように気をつけながら

2回目を迎えたいものです。

この記事へのコメント

  • はねゆき

    ご無沙汰しております。
    はねゆきです。
    とりあえず、第一歩ですね。
    私のほうはというと、いつになるのか見当もつきません。
    私は今のコロナの状況をみると、小松左京先生の
    「復活の日」を思い出します。
    たしか高校生のころ映画化にともなって読みました。
    細菌兵器を盗んだスパイが雪山に墜落、雪解けともに・・・・。
    という導入部だったと思います。(だいぶ前なので自信がない)
    コロナウイルスがどのような経緯でうまれたのかは想像
    できませんが、ちょっとこわいですよね。
    mojoさんがなにごともなく2回目の接種を済ませますことを
    お祈りいたしております。
    ではでは。
    2021年07月23日 09:51
  • mojo

    はねゆきさん、お久しぶりでございます。

    >私のほうはというと、いつになるのか見当もつきません。

    私の住んでる自治体のHPを見たら、64歳以下(基礎疾患なし)の方の
    受付開始は8月中旬以降にずれ込みそうです。

    病気持ちだと通院の手間とか医療費とかがかかって
    たいへんだなぁと思ってたのですが、
    今回のワクチンに関しては早めに接種できて
    これも ”人間万事塞翁が馬” なのかなぁ・・・なんて思いました。

    >小松左京先生の「復活の日」を思い出します。

    私も当時読みました。映画も観に行きました。
    草刈正雄が二枚目俳優だった頃の作品でしたね。
    今ではすっかり、とぼけたオッサンが板に付いてますが(笑)。

    何ヶ月か前に、YouTubeで映画の主題歌だった
    「ユー・アー・ラブ」(ジャニス・イアン)を聞きました。
    画面に映る歌詞の和訳を見ていたら涙が出てきました。
    トシを取ったんですかねぇ・・・

    >コロナウイルスがどのような経緯でうまれたのかは想像できませんが

    HIVもそうでしたが、これからもいろんな感染症が出てくると思います。
    コロナウイルスが最後にはならないでしょう。

    今回思い知ったのは、自前でワクチンを用意できない国の脆さです。
    日本も開発体制を整えるべきだと思いました。
    これは安全保障政策の一環ですよ。


    ご心配いただき、ありがとうございました。
    2回目の接種まであと2週間、無事に過ごせるようにがんばります。
    2021年07月25日 14:27