2084年のSF

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2084年のSF (ハヤカワ文庫JA) - 日本SF作家クラブ編 評価:★★★ 1949年に作家ジョージ・オーウェルが発表したディストピア小説『1984年』。1949年にとって1984年は近未来だった。ならば、2020年代の現在からみて近未来はどんな世界になっているのか? SF作家23人が「2084年」(1984年の100年後)をテーマにして書き下ろしたアンソロジー。* * * * *…

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悪魔の手毬唄

金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄<金田一耕助ファイル> (角川文庫) - 横溝 正史  四方を山に囲まれた鬼首村で起こった迷宮入り殺人事件。そして23年後、殺人の連鎖が始まる。村に昔から伝わる手毬唄の歌詞どおりに・・・ 映像化も数多い、横溝作品の中でも屈指の名作ミステリ。* * * * * * * * * * 舞台は岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首(おにこべ)村。 昭和7年…

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ハロー・ワールド

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ハロー・ワールド (講談社文庫) - 藤井太洋 評価:★★★☆ インターネットの自由を脅かす行為に、知識と技術で立ち向かうITエンジニア・文椎泰洋を主人公にした連作短編集。* * * * * * * * * *「ハロー・ワールド」 ITエンジニア・文椎泰洋(ふずい・やすひろ)が作成したWeb広告ブロックアプリ〈ブランケン〉が、突如インドネシアで売れ始めた。 その理由を調べ始めた文椎たちは、…

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